大腸がんは早期発見で治ります

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大腸がんは日本でも2番目に多いガンで、結腸癌と直腸癌にわけられます。60歳代から70歳代で発生することが多いといわれます。大腸がんの初期症状というものはあまりなく、そのことが発見を遅らせている原因となっています。大腸癌が進行していくに従い、血便や腹痛・腹部膨満感などの症状がでます。自覚症状がでてからでは治療が困難になるケースが多く、定期的に病院での健康診断や人間ドッグに行くようにすべきです。
大腸がんの発生原因には欧米化した食生活が大きく関わっていると言われています。動物性脂肪の過食やアルコールの過飲を避け、食物繊維をしっかり摂取するよう心掛けることが大切です。
大腸がんの検診では、まず便潜血検査が行われます。この結果が陽性であった場合は大腸内視鏡検査をします。大腸内視鏡検査は大腸の病気を観察する時に主として行われていて、直腸〜回盲部辺りまで内視鏡を入れて病変部位を診断します。また、バリウム注腸二重撮像法もよく行う方法です。これはバリウムを肛門部分から入れてX線で直腸の状態を診るやり方ですが、放射線を受けることの悪影響などの危険性を指摘されています。この他、大腸ガンの検診には周囲の臓器への転移を調べるCT断層撮影や血液から腫瘍マーカーを計測したりもします。

大腸がんの治療

大腸がんの治療法にはさまざまな方法があります。早期大腸ガンでリンパ節転移が無いと判断されたケースでは、外科手術は必要なく内視鏡による粘膜切除となります。また、最近話題の治療法としては腹腔鏡手術があります。これは腹部に開けた小さな穴から病変部位を切除するものです。術後の痛みが開腹手術した場合に比べずっと少なく、傷痕も小さくて済みます。ただ、腹腔鏡手術は特殊な技術を必要としますので、治療経験の豊富な専門医のいる病院を探す必要があります。
大腸がんがある程度進行していたり、リンパ節転移が疑われる場合は手術(外科)療法を行います。また、手術で全てを切除できなかった時や再発予防のために化学療法(抗がん剤治療)があります。この他、日本ではあまり行われていませんが放射線を使ってがん細胞を死滅させる放射線療法もあります。ただ、抗がん剤治療や放射線治療では副作用について十分に注意する必要があります。骨髄毒性(骨髄抑制)といって、白血球や血小板の減少などが起きやすくなります。

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大腸がんの原因

大腸がんは欧米型の食生活や飲酒以外にも、遺伝による罹患も多く見られます。その場合は55歳前の割と早い時期に癌が発生することがよくあります。ガン家系であることが分かった場合は、専門医による検診を常に怠らないようにすることが肝心です。早めに発見して治療することができれば、現在ではかなりの確率で完全治癒できることを忘れないでください。