ミゴーは恐竜か
ミゴーとは、オゴポゴやネス湖のネッシーのような未確認生物(UMA)の一種です。存在が推測されているのは、パプアニューギニアのニューブリテン島という島にあるダカタウア湖です。もともとこの湖があるブルムリ村では、古来より恐竜に似た獰猛な怪獣が棲んでいると言い伝えられており、ミゴーという名称を付けられていました。
目撃証言によると、水棲怪獣であるミゴーの体は灰色がかった茶褐色で体長は7mから15m。亀のような手足を持ち、、尻尾の部分はワニに似ていて、頭から胴にかけてウマのたてがみのようなものがあるそうです。実際に自分の目で見た人が、白亜紀後期に生きていた恐竜モササウルスの形状にそっくりだったという証言もしています。
しかし、ダカタウア湖は魚など一切いない不毛の湖なので、巨大な肉食恐竜のモササウルスが何を食料としていたのかが不思議ですね。これに関しては湖と海が洞窟で繋がっているとか、満月の夜に陸に上がって鳥や野豚を襲っていたなどの話がありますが真相は謎のままです。
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ミゴー恐竜説を追跡
恐竜説も根強いミゴーの探検を日本ではじめて行ったのは、白井祥平さん率いる太平洋資源開発研究所でした。1972年3月にニューブリテン島にあるダカタウア湖とブルムリ村を訪れ、この謎の怪獣の目撃情報や昔から伝わる不思議な言い伝えを整理して報告書として発表しました。
1994年にはTBS(東京放送)の取材班が調査に挑み、なんと30分にもわたってミゴーの姿を捉えることが出来ました。この番組を見て、世界最大の爬虫類として知られるイリエワニの可能性を指摘する人もいました。しかし、後に映像を分析したところ体長が十数メートルもあり、湖面を泳ぐ時の体(特に尻尾)の使い方もワニとは随分違う事が判明しました。
その他にも未確認動物(UMA)の調査としては、早稲田大学探検部のチームが有名です。彼らはブルムリ村の男達の狩りに深夜まで付き合い、まず現地に溶け込む努力をします。それから村に伝わるミゴー伝説の聞き取りと新たな目撃者探しに奔走。そして滞在期間が9日と短い中で、5〜6mの大きさのミゴーに遭遇しました。ただ、このチームもTBS取材班と同様に、完全な姿を捉えるところまではいきませんでした。そして現在でも、モササウルスの恐竜説とイリエワニ誤認説に分かれたまま結論は出ていません。
未確認生物(UMA)のミゴーは、同じ水棲怪獣のオゴポゴやネス湖のネッシーのように真相は分からぬままですが、夢のあるテーマです。これからも不思議を愛する探検者達の、次なる調査報告が出てくることを楽しみにしています。