脳梗塞の種類と前兆
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脳梗塞は詰まる血管の太さや詰まり方によってラクナ梗塞、アテローム血栓性脳梗塞、心原性脳塞栓症などに分類されます。ラクナ梗塞とは脳の細い血管が詰まって起こる小さな梗塞で、高血圧を原因として起こることが分かっています。日本では最も頻度の高い脳梗塞として知られています。アテローム血栓性脳梗塞とは、動脈硬化によって太い血管が狭小化され、そこに血栓ができてしまうものです。肥満・糖尿病・脂質異常症・高血圧・喫煙などが危険要因とされています。心原性脳塞栓症とは、主に不整脈(心房細動)などによってできた血栓が血液の流れに沿って脳に達し、脳の太い血管に梗塞を起こさせるものです。読売ジャイアンツの終身名誉監督・長嶋茂雄さんを襲ったのもこのタイプでした。
脳梗塞が本格的に起こる前の前兆症状としては、物が二重に見える、食事中に箸を落とす、舌がもつれる、体がふらつく等があります。これらは医学的には一過性脳虚血発作(TIA)という名で呼ばれています。大半は数分〜30分程度、長くても24時間以内に症状が消滅します。このため軽く考えて病院での検査をしないまま放置してしまうケースが多く見られます。一過性脳虚血発作が起きた人の20%ほどは数年以内に脳梗塞になっているというデータもあります。前兆と思われる症状があった場合はすぐに病院で専門医に診てもらうようにしてください。
脳梗塞の治療と再発予防
脳梗塞が急性期の場合には主に薬剤による内科的治療を行います。血管に詰まったものを溶かす薬や脳を保護する薬、脳のむくみを抑える薬、血液が固まるのを抑える薬などがあります。また、脳梗塞は短期間に再発することが多く、予防のためには食事をはじめとした生活習慣の見直しが大切となります。